どうも! カケルです!
麻雀のルールを覚えて、さぁ実戦だ! とやってみたら
「何を切ればいいか分からない!」
「何を目指していいか分からない!」
「この手はあがれるのか? 役がイマイチ分からない!」
など困ったことはないですか?
初心者なので最初に戸惑うこともあるかと思います。
それでも仲間内やネットで麻雀を楽しみたい!
そんな方に今回はルールを覚えたばかりの麻雀初心者が心がけることを書いていきます!
1.字牌・1、9から切っていく
配牌(初めに13枚牌が配られた手牌)から一枚山牌からツモって一枚切るを繰り返してあがりを目指しますが、最初何を切ればいいか分からないですよね。
そんな時はまず『1枚しかない字牌と1枚しかなく面子候補になっていない数牌の1、9牌』から切っていきましょう。
例の手牌を使って詳しく説明します。
例えばこの手牌を配牌で貰ったらまず1枚しか字牌(西、北、発、白、中)を切って整理していきましょう。
字牌の順番は他風→自風→役牌の順に切りましょう。
理由は自風、役牌をもう1枚引いて2枚になるとポンすることで役が出来るからです。こちらは後ほどの項目『あがり役の作り方』で説明します。
字牌がなくなったら次は1、9牌を切り整理するので を切っていく手順になります。
1、9牌切る条件では『1枚しかなく面子候補になっていない数牌の1、9牌』と書きましたがこういうケースですね。
先ほどあった手牌からをツモってを切った手牌です。
をツモった事でと繋がり面子候補になりましたので条件には該当せずこのは切りませんね。をツモれば面子が1つ完成します。
このように1、9牌は横伸びして面子が出来ますが字牌は同じ牌を引かないと面子候補にならないないので、自牌より受け入れが多い1、9牌を残し字牌を先に切るのが初めはおすすめです。
麻雀は内に寄せて牌を繋げて面子を作るのが基本なので1枚しかない字牌と端牌の1、9牌は最も使いづらい牌はとなり、真ん中の数牌が一番受け入れが多く最も使いやすい牌となります。
数牌の価値は2(8)→3(7)→4(6)→5と真ん中であればあるほど価値があるので優先して残すようにしましょう。
例えばとが浮いていてどちらも1枚で面子候補になっていない場合はを切りを残すようにします。
これがはじまりの牌効率(一番受け入れが多い牌を切ること)です。
厳密には捨て牌や狙う役など様々な情報で決めるものですが初心者の頃はシンプルに判断して大丈夫です。
実践して成長してからまた考えましょう!
2.役の作り方
麻雀は役がないとあがれない! と麻雀覚えたての頃はよく言われた言葉ですが(私がw)皆さんも経験がある人もいると思います。
正しくその通りでこれが麻雀する上での1つの壁になっています。
みなさんも麻雀のルールを覚えて役もある程度覚えたと思いますが実戦では忘れたり、あがれるか不安になったりすることもあるでしょう。
そこで初心者でも迷わない役の作り方を書いていこうと思います!
出現率の高い役を覚えよう
全ての役を覚えるのは難しいので初めは4つだけでも完璧に覚えてください。
それは、リーチ、平和、タンヤオ、役牌です。
実はこの4つを使いこなすだけで麻雀はとても強くなります。
他の役も必要ですがこの4つの役を使いこなせれば他の役も自然と身につくのでまずはこの4つの役を覚えるのが麻雀を理解するにも強くなりためにも必須だと言っても過言ではありません。
グループに分けて解説していきましょう。
リーチ
初心者でも上級者でもとてもお世話になる役『リーチ』です。
私の一番好きな役です!
特に初心者の頃はリーチをかければそれだけで役が出来るのでとても重宝するでしょう。
また裏ドラで打点上昇の期待も見込めるので嬉しいですね。
初心者はまずリーチを目指しましょう! と教える人も多いですが概ね正しいです。
先ほど書いたようにリーチをかければそれだけで役が出来るのでシンプルで分かりやすいのですね。
鳴きや手作りなど最初は難しいのでテンパイしたらリーチという手順は初心者にとってとても良いセオリーです。
ただ1つ心に留めて欲しいのは両面待ちにこだわらない事と超愚形(とても悪い待ち)でリーチするのは控えた方がいいでしょう。
例えば『1.字牌・1、9から切っていく』で使用した例の手牌が進行してこういう形でテンパイ(後1枚であがれる状態)したとします。
ペンチャンと呼ばれる形でペンであがれる状態です。
この手牌はどんな状況でもリーチしましょう。
ここでペンチャンは弱いから何とか両面しよう、と思うとかなり時間がかかり過ぎる上、再テンパイも難しいのでこのままリーチした方が得です。
同じくこのようなカンチャン待ちのカン待ちもそのままリーチします。
ペンチャン・カンチャン・シャンポンはそのままリーチしても良いと覚えてください。愚形待ちでリーチしづらいと思っている人もいると思いますが是非試して欲しいです。
勿論手変わりを目指して打つのも自由ですが初心者の方にはまずリーチを打つ経験、あがる経験をして欲しいのでリーチを推薦しています。
あがる経験を積み勝っていくと自信が付き、麻雀の勝ち方を体で覚えていくのも必要だと思っています。
またペンチャン・カンチャンでリーチを打つのは現代麻雀では普通の事で上級者でもよくやる事なのであがり率は悪いわけではないです。
あがり牌が捨牌に3枚以上見えているなどの情報があれば超愚形と判断しリーチはしない方がいいですが1枚切られている程度でしたら初めはリーチをすることをおすすめします。
他の超愚形とは例えばこんな数牌の真ん中単騎リーチです。
初めはこういうリーチもかけても良いですが癖になると良くないのでなるべく控えましょう。
がドラであれば打点上昇期待でリーチもありです。
こういう自分で2枚使っているの単騎リーチはやめましょう。
先ほどの単騎より弱いですw
リーチは強い
リーチは周りにプレッシャーを与え自由に打てなくなるのでとても強いです。
待ちが弱くてもそれが分かっているのは自分だけなので周りは脅威に感じてくれます。
是非リーチの特性を生かしてリーチを駆使しましょう。
平和、タンヤオ
リーチを紹介しましたがリーチと相性が良く最も複合が多いのは平和とタンヤオです。
平和はあがるのは手作りの基本でタンヤオも同じ事が言えるので両方ともしっかり形を覚えておきたいですね。
タンヤオの場合『喰いタン(鳴いたタンヤオ)』鳴いてもあがれると言うのも特徴です。*仲間内のルールによってはあがれない所もあるので注意してください。
例えばこういう手牌のテンパイ形です。
とある面子候補からをチーして・待ちテンパイです。
数牌の2~8を使用する役で比較的簡単に喰いタンは出来ます。
チャンスがあれば狙ってタンヤオのあがりを経験しましょう。
最初は鳴きは難しいですが上級者でもよく使う役なので覚えておきましょう。
鳴くタイミングは鳴いてイーシャンテン以上がおすすめです。
役牌
役牌はポン出来れば役が出来るので安心しますよねw
こちらも出現頻度は他に負けていないのでとても重要です。
役の種類を覚える
まず使用出来る役牌を覚えましょう。
これは東家、南家、西家、北家で違いますので実戦の際は今自分は何家なのか確認してから打ちましょう。
役の種類は場風、自風、役牌の三つがあります。
1つ目の場風は東場の場合東が、南場の場合南が場風で全員が使用出来ます。
2つ目の自風はその名の通り自分の風ですね。南家は南、西家は西だけが役牌として使用できますが自分以外の風牌は他風といいポンしても役がないので注意してください。
最後の役牌とは白、発、中の事です。これは場風、自風関係なくいつでも使用出来ます。
役牌があるとあがるスピードが加速する
手牌に役牌が2枚ある時は積極的にポンしてあがりを目指しましょう。
タンヤオのように2~8までの数牌で構成するという条件はなく、役牌はポン出来れば自由な牌の組み合わせであがることが出来るのでスピードが加速します。
是非、役牌を使用したあがりを経験し、周りが驚くようなスピードであがりましょう!w
3.攻撃を覚えてから守備を学ぼう
これまで1でシンプルな牌効率、2で4つの役を主軸のあがり方を書いてきましたがここ3では1,2を実戦で使用する際のアドバイスを書いていきます!
最初は素直に攻撃的に!
麻雀はあがらないと勉強にならないし面白くないと思います。
なのでまずはあがりを目指しましょう。
初めは効果的な守備が難しいので、誰かが鳴いても、リーチしても素直に要らない牌を切りあがりを目指して、振り込んだり(ロンされる)あがったりして経験を積みましょう。
初めはそこからのスタートで良いと思います。
私も初めての実戦ではあがったり、振り込んだりを経験して学んでいきました。
あがりの喜び、振込みの痛みが後にどうすればもっと効率良くあがれるか? どうすれば振込みを抑えられるか? と学習していき成長しました。
自分の中ではネット麻雀『天鳳』や麻雀戦術本の力も大きかったですが、あの時の経験は必要だったと思っています。
なので皆さんも仲間内の麻雀やネット麻雀で最初は素直にぶつかっていき、それから対策を考えて欲しいですね。
まとめ
さて、ルールを覚えたばかりの麻雀初心者が心がけること3つ書きましたがいかがだったしょうか?
色々書きましたが麻雀は楽しくを打つのが一番なので自由に楽しく打って頂けたらと思います。
もし強くなりたいと言う人がいたら麻雀講座も是非見て下さい!
ネット麻雀『天鳳』も練習・実戦と強くなるには最高のゲームなのでこの機会にやっていただけたら嬉しいです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!