どうも! カケルです!
*前記事
前記事に引き続き、天鳳九段の私が実際に読んで勉強になった、麻雀上達出来たと思えた麻雀戦術本をご紹介します!
戦術本の紹介
1.シンプル・イズ・ベスト
神速の麻雀 堀内システム51
堀内 正人 (著), 福地 誠 (編集)
◇本の特徴
場況は気にせず自分の手牌とシステムだけで戦うというコンセプトから『ファストフード麻雀』という表現をされている麻雀戦術本です。
麻雀プロ、麻雀強者の間では心理戦や駆け引き、テクニックなども重視するプレイヤーは多いと思いますがそういう要素は一切なくあくまで自分が得するであろう打牌を無感情に機械的に繰り返す内容となっています。
ただ恐ろしく強いです。シンプル・イズ・ベストとはこの事で初級者でも実践出来ることから麻雀が強くなる近道を示した著書と言えるでしょう。
◇読みやすさ
★★★★☆(4)
◇読者ターゲット
内容はシンプルで分かりやすく、強くなるための実戦的な戦術が学べるので初級者から上級者までオススメです。
また、堀内 正人様の元プロ時代の裏話、例の事件の話なども読めるので興味のある方は必見です。
2.現代麻雀と研究の融合
フリー麻雀でもネット麻雀でも使える
現代麻雀最新セオリー
雀ゴロK (著), nisi (監修)
◇本の特徴
前記事でも紹介した雀ゴロK様が麻雀研究科nisi様とタッグを組んだ戦術本第3弾です!
実戦的な戦術を持つリアル強者の雀ゴロK様と麻雀研究科nisi様のデータが合わさり実戦的でデータに基づいた麻雀の新戦術を教えてくれます。
例えば実戦でよく遭遇する『完全1シャンテン時の維持か安全牌を持つか』『タンピンドラドラの鳴き判断』などの詳細な答えを書いてくれています。
今まで手牌状況、順目別にこんなにも詳細に答えを教えてくれる本はなかったので評価が高い素晴らしい戦術本です。
◇読みやすさ
★★★☆☆(3)
◇読者ターゲット
実戦的で強くなる情報目白押しですが、暗記系の部分が多く本気で強くなりたい人向けなので中級者以上にオススメですね。
私も初めてこの本を読んだ時は衝撃を受けましたw
今までの雀ゴロK様の戦術本も好きでしたが、本書のデータを使用し、より強くなるために特化した内容はとても勉強になりました。
3.何切るの最高峰
麻雀 傑作「何切る」300選
G・ウザク (著), 福地 誠 (編集)
◇本の特徴
正に『何切る』を解くだけで強くなる、実戦でも遭遇する良問の『何切る』本です。
300問ある何切る問題は上級者でも全問正解は難しく、解説を聞くと納得出来る、また正解はこれしかありえないといった『定石』を教えてくれる革命的何切る本です。
当たり前ですが同じ良形なら受け入れが多い方が良いですよね?
実戦だけでは気付きにくい複雑な形も受け入れ枚数を出して解説してくれるのでとても勉強になります。
また途中ページで戦術コラムもあるのでそちらも必見です。
◇読みやすさ
★★★☆☆(3)
◇読者ターゲット
何切る問題が300問あり難易度も高めなので一気に読むのは上級者でも厳しいかと思います。
なので中級者以上向けですね。
受け入れ枚数や手牌の形に強くなるので自分のペースに合わせて少しずつ解いていくと良いでしょう。
追加情報
本書『麻雀 傑作「何切る」300選』の続編で『麻雀 定石「何切る」301選』も発売されていてこちらもオススメです。
麻雀 定石「何切る」301選
G・ウザク (著), 福地 誠 (編集)
前作同様レベルの高い良問の何切る問題がぎっしり詰まっています。
こういう何切るは数をこなすことで受け入れ枚数や手牌の形に強くなり麻雀力UPに繋がるので定期的にやることをオススメします。
まとめ
さてオススメの麻雀戦術本を紹介しましたがいかがだったでしょうか?
他にも紹介したい麻雀戦術本は沢山あるので定期的に紹介したいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!